町田彰一郎(2024年1月)
【提供者】
町田彰一郎(埼玉大学名誉教授)
【タイトル】
「新しい時代に対応する数学」を目指す数学教育 -「数学教育現代化」を振り返って考える-
【解説】
「新しい時代に対応する数学」を目指す数学教育ー「数学教育現代化」を振り返って考えるー という論文 第1部、第2部、第3部 となります。
これらは、去年の秋季例会、暮れの冬季研究会で発表したものの書き換え版です。
以前会員成果に掲載してもらった2つは、江戸から明治への第1次産業革命期、と、第4次産業革命期の複雑系社会の構造を草花の数学的構造で示すものでしたが、今回は、その間の、「数学教育現代化」の影響ということで、第2・3次産業革命期の成果を今日の第4次産業革命期にどう引き継ぐかという視点で述べたものです。
第1部 「数学教育現代化」再考 第1章 「数学教育現代化」 は、どのような時代背景の中で生まれたか 第2章 「数学教育現代化」は、米国の学校現場にどのように導入されたか 第3章 「数学教育現代化」、日本の学校現場で行われた教育
第2部 「数学教育現代化」運動が残したものを、どう引き継げばよいか 第1章 SMSG研究セミナーで議論されたもの 第2章 日本におけるポスト現代化 第3章 「現代化」が残したものを探す試み
第3部 「新しい時代に対応する数学」を目指す数学教育 ー「数学教育現代化」を振り返って考えるー 第1章 「現代化」運動を再び振り返る 第2章 社会の変容を「第1~5次産業革命」の視点から振り返る