学会概要
(一社)数学教育学会について
[名称] (一社)数学教育学会 Mathematics Education Society of Japan
[事務局]〒112-0012 東京都文京区大塚 1-4-15
アトラスタワー茗荷谷105(株)甲文堂内 (一社)数学教育学会
[URL] https://mes-j.or.jp/
[沿革]
当学会は2014年3月、数学教育学会から(一社)数学教育学会に移行しました。
当学会の前身である数学教育学会は1959年に発足しました。当時、日本数学会の春季、秋季大会において「数学教育に関する討論会」が開催され、継続的な研究会を持っていました。その「数学教育に関する討論会」が発展して、全国から172名の発起人を集めて発足したのが数学教育学会です。発足当時の会を代表する世話人は彌永昌吉、秋月康夫、田島一郎、加藤国雄、横地清など9名の方々でした。
こうした会の発足から、当学会の会員には大学・短大・高専の数学関係者が多く、高校、中学校の数学関係者が続いています。しかし、今日では、数学教育の役割が広くとらえられ、学校関係者にとどまらず、企業内教育、専修学校、塾、生涯教育の数学教育関係者も会員に参加するようになりました。
こうして当学会は、発足以来半世紀の間に、多くの研究者を育て、多くの研究業績をあげてきました。
[目的]
当学会は、数学教育学と数理科学教育推進の立場から数学教育の研究を行い、関係部門と協力して学術文化の向上発展に寄与することを目的としています。
[事業]
1.年会・例会・研究会の開催 2.学会誌の刊行 3.国際会議の開催
4.講習会の開催 5.調査活動 6.その他目的達成に必要な事業
[研究と活動]
現在、当学会では、スタディーグループと呼ぶ、多くの専門研究会を設けています。これらの専門研究会では、大学での数学教育はもとよりのこと、小学校、幼稚園をも含む数学教育学が課題別に研究されています。研究は原理的な内容から、国際的、歴史的な内容にわたっています。情報科学および統計と数学の関わりも重要な研究対象となっています。
学会の主要会合である春季年会、秋季例会(日本数学会と同時開催)では、総合講演等の全体行事の他に、分科会に分かれて専門的研究の発表、討議、交流が行われています。また、夏季にはテーマを絞って研究会が関東と関西で開催されています。
一方、当学会は、1979年以来中国や欧米の研究者並びに学会と連携して、継続的な国際会議を主催し、国際交流・共同研究の実をあげてきました。
是非、数学教育にかかわる多くの研究者・専門的実践家が会員として参加され、相共に研究し、日本と世界の数学教育学および数学教育にかかわる数理諸科学教育の発展に寄与されることを願っています。
[出版物]
年会及び例会で発行される発表予稿集及び年2回学会誌を発行しています。
[入会方法]
当学会HPにある入会申し込み書に必要事項を記入し、学会事務局に提出します。直近の理事会で承認されたら会員となります。承認の連絡があり次第、年会費を納入していただきます。
[会員の特典]
春と秋に開催される学会分科会で発表することができ、発表した原稿は予稿集に掲載されます。また、学会誌に投稿することができます。
[会員の種別及び会費]
会員には正会員と学生会員があります。正会員の年会費は10,000円、学生会員の年会費は5,000円です。学生会員希望者は学生証の写しを添えてください。
[事業年度]
会の事業年度は毎年3月1日に始まり翌年2月末日に終わります。